The Final Cut
「短歌研究」10月号が届く。30首8回の作品連載が終わる。
二年間だが、あっという間だった。
最終回は、気ままに詠んだ。
そうだ。夏休みに創ったのである。
太陽が撓んでいた夏。
液晶の頭が順に爆ぜてゆくこれをしも現実と呼ぶなら
ママはきつくタオルを頭に巻いていたそこいらじゅうが火照っていた夜
綿津見のネットに晒す日録のあるときは貝のようなにくしみ
デジタルは空洞ばかりの街だろうとっぷり撓む水銀のたま
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